北海道での家づくりスタートガイド
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注文住宅の窓の配置の失敗

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日差し、風通しなど、快適な住まいづくりのために「窓」は欠かせないアイテムの1つ。実は、窓の配置は注文住宅完成後に後悔することも多くなっています。この記事では、窓の配置で起こり得る失敗ポイントとその解決策について紹介します。

窓の配置の失敗例と対策

隣家との位置関係を確認し忘れた

自分の家にとってベストだと思われる場所に窓を配置するよう考えます。これは当然なのですが、窓を配置するときは隣家との兼ね合いをしっかりと考えなければいけません。トイレの窓が隣家のリビングと向かい合っているなど、隣家の窓と自宅の窓が向かい合う状況になってしまうと窓が開けにくくなってしまいます。

対策としては、隣家の窓の位置をあらかじめチェックしておくことが挙げられます。また、今後隣に新たに家が建つことも考えられますので、プライバシーを考慮した窓にするなども検討しましょう。窓の位置を高くすることも、隣家からの視線を遮られるためおすすめです。

取りつけた窓が大きすぎてしまった

大きな窓は開放感がありますが、外からの視線が気になる、家具が思うように配置できないなどの失敗に繋がることがあります。また、大きな窓は防犯上のリスクが高まることも失敗として挙げられます。

対策としては、高い位置に設置する、配置する家具を想定した配置を考えることが大切です。防犯のことを考えるのであれば、高い位置に窓を設置したり、手が入らないような小さな窓にしたりすることも検討しましょう。

風の流れを無視した配置

せっかく窓を設置しても、1つだけでは空気が循環せず風通しはよくなりません。夏は湿気がこもり、室内干しをした洗濯物が乾きにくくなってしまいます。

風通しを考える場合は、1つの部屋に2つ以上の窓を配置するようにしましょう。また、風は南北に流れやすい特徴があるため、開口部も風の流れを考えた配置にすると良いでしょう。他にも、窓枠の上下に設けられたレール沿いに窓を外に滑らせる滑り出し窓を採用することもおすすめです。外からの視線を遮られるだけでなく、家の外側に沿って拭いている風をキャッチしやすいため空気の流れも生まれます。

窓の配置は間取り図だけで考えると危険

間取り図は平面上で見るものですから、窓の配置を考えるときにも実際の最高や通風をイメージすることが難しくなります。明るい家づくりを希望して大きな窓を設置しても、隣家との兼ね合いで活用できない、風が通らない、防犯上危ないとなれば残念なことになってしまいます。プロに相談しつつ、後悔がないようにしましょう。