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断熱性や気密性が高く、快適に暮らせる省エネ住宅。しかし、その反面初期費用が高いというデメリットも。そこで考えたいのが、補助金や優遇税制をうまく利用することです。ある程度費用を抑えるために、国や自治体の支援について確認しておきましょう。
そんな手が届くような支援も用意されている省エネ住宅ですが、例えば建築後にトラブルが起こったという最悪な事態などはあるのでしょうか?ロゴスホームの小林さんに詳しく伺ってみました。
2019年に公開された「日経ホームビルダー」によれば、省エネ住宅に住み始めてから不満を感じる方は少なくないと言われています。理由は主にエコ設備によるトラブルで、住宅実務者103人にインターネット調査を実施したところ、多かったのは家庭用ヒートポンプ給湯器、水栓器具や電気エアコンなどの不良が挙げられました。
では、実際にどのような事例が見られたのか?具体的に見ていきましょう。
まず、家庭用ヒートポンプ給湯器や家庭用コージェネレーションシステムの運転音が思った以上に大きいことがトラブルの原因になる例です。特に在宅時で落ち着いている時や、就寝時に断続的な音が気になるようになると、頭痛や耳鳴り、不眠などの症状を引き起こすケースもあります。
特に健康状態を害す原因として大きいとされたのが、運転音の中に含まれる「低周波音」。低周波音は人間の可聴領域を下回る周波数の音を指し、人の耳に聴こえるか聴こえないか、といった程度の微妙な音を言います。
ただし、人によって可聴領域は異なるので、健康障害との関連性については絶対とは言いがたく、様々な周波数の音が身近にある環境では他の要因も存在するかもしれません。
さしあたり、運転音のリスク軽減策としては次のようなものが考えられます。
上記は一般社団法人日本冷凍空調工業会が発行している「騒音等防止を考えた家庭用ヒートポンプ給湯機の据付けガイドブック※」を参考にしたため、省エネ住宅を建てる際には一度ご覧ください。
省エネ住宅において欠かせないシステムが「高性能な換気設備」です。常に室内を気持ちのよい空気で満たすだけでなく、断熱効果やエアコン効率の向上にも一役買ってくれます。しかし、その反面メンテナンスを怠ると、逆に結露の発生や換気不足などを引き起こす恐れも。
実際、天井裏をはじめとした掃除しにくい場所に換気設備を設置したことでメンテナンス不良となり、トラブルが生じた事例も増えています。これは設計時や施工時にも注意できるポイントなので、家づくりの際にはしっかり見ておきたいものです。
また、設計時に問題がなくても、施工の時にダクトを潰したり曲げたりといった加工をなされた結果、換気回数や風量が設定した値を下回ってしまうケースも。この場合は引き渡しの前に換気風量の測定を依頼するといった工夫を行い、住み始めてからの問題を防ぐのがおすすめです。
メリットが大きい分、画期的な設備が搭載されていることでトラブルが起こるリスクもある省エネ住宅。できる限り危険を回避できるよう、事前に設置場所や施工に問題がないかなどを確認しておきましょう。
住宅というお客様の人生や暮らしに関わる大切な商品を、ニーズに合わせてご提案するといった、責任の大きなお仕事をされている株式会社ロゴスホーム ホームアドバイザーの小林さん。「お客様の暮らしに向き合い、不安や心配に思うことを一つひとつ解決しながら、家族の幸せをともに感じることができる、そんな仕事です」と話す、小林さんに省エネ住宅について詳しく聞いてみました。
北海道帯広を本社としている住宅メーカーでもある株式会社ロゴスホーム。省エネを前提として多様化する暮らしに合わせた住宅ブランドを展開しています。家づくりにおいては、営業やインテリアコーディネーター、現場、設計などが連携した「チーム体制」でサポート。気軽に相談できる体制が整っているのも魅力です。