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北海道で家を建てる場合には「寒さへの対策」が非常に重要なポイントとなります。そこでこちらの記事では、「家の性能の失敗」をテーマとして、どのような間取りだと寒さを感じやすい家になってしまうのか、という点についてまとめています。これから家を建てようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
家を建てたものの、どうしても寒さを感じてしまう…という時、間取りを決める際に失敗をしてしまっている場合も考えられます。
そこでここでは、「玄関の場合」「リビング階段の場合」「窓の場合」という3つの点をピックアップして、どのような間取りだと寒さを感じやすくなってしまうのか、といった点についてまとめました。
例えば、玄関とリビングの位置が近い場合には寒いと感じることが多くなります。これはリビングのドアを開けるたびに玄関からの冷気が入り込んでくるためです。また、使用頻度が高い収納が玄関に近い場合も寒くなりやすいといえるでしょう。収納に行くたびにリビングの扉を開けるため、冷気が入り込んでリビングが寒くなってしまうのです。
ですので、間取りを考える時には玄関とリビングの位置を離すことによって、出入りするたびに玄関からの冷たい空気がリビングに入り込むるのを防ぐという点が解決方法のひとつといえるでしょう。ただし、リビングから玄関を離すとキッチンも玄関から離れることになるため、重い荷物を運ぶときに大変なケースもあるかもしれない点には注意が必要です。
また、収納に関してもよく使うものは玄関から離れたところに片付けるようにする、冬の間だけは収納する場所を変えるといった方法も考えられます。
暖かい空気は上にいく性質があるため、リビング階段を設置している場合には、リビングの暖かい空気が2階に上がっていき、なかなかリビングが暖まらないといった経験をしている方も多いかもしれません。この場合の対策としては、リビング階段に扉を設置すると2階に暖かい空気が流れていくのを防げます。扉ではなくても、ロールスクリーンやのれんなどを設置することでもリビングの暖房効率を上げられるでしょう。
またリビング階段を設置しても寒くない家にしたい場合には、まず家の性能を上げるという点を考えるのもおすすめです。家の断熱性を上げられれば家の外に家の暖かさが逃げてしまうことを防ぎ、快適な住空間にできます。
例えば大きな窓を設置しており、家族がくつろぐ場所もその窓に近いといった場合には、外からの冷気が伝わってきて寒さを感じてしまうことがあるかもしれません。そのため、間取りを決める際には家族がくつろぐ場所を先に決め、その後に窓の配置を決めるのがおすすめです。
また、家全体を見たときに大きなサイズの窓を多数設置している場合には、どうしても暖めた空気が外に逃げやすくなるために寒さを感じやすくなってしまいます。もちろん大きな窓は太陽の光も取り込みやすいため、家全体が明るくなりやすいというメリットもありますので、窓を大きめにしたい、窓の数を多くしたいといった希望がある場合には、例えば熱を通しにくい「樹脂窓フレーム+複層ガラス」を採用するといったように窓の種類にこだわることをおすすめします。
こちらの記事では、冬になかなか暖まらない寒い間取りについて例を取り上げ、対策方法についてもご紹介してきました。間取りの工夫によって冬も快適な住まいづくりを行えます。冬暖かな住まいを建てたいと考えている方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。