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世帯の余裕や豊かさを感じさせる庭やウッドデッキ。見た目が良い上、洗濯物を干したりなどの実用面でも活用できることから、注文住宅を建てる際に庭・ウッドデッキを検討する施主は少なくありません。
その一方で、実際に庭やウッドデッキを設けたものの、結局は後悔することになった施主もいるようです。ここでは、庭やウッドデッキに関する主な失敗パターンをご紹介しています。
住宅が完成した直後は大変美しい庭ですが、その後、数か月放置していると猛々しい雑草に覆われた野生の森と化します。あるいは、自宅へ友人を招いてウッドデッキでバーベキューを催すことがあるかもしれませんが、屋外に水栓を設置してなければ、いちいちキッチンとの間を行き来することになります。
以下、庭やウッドデッキにありがちな失敗例を見ていきましょう。
庭をつくる際、多くの方はいろんなイメージを広げると思いますが、雑草の手入れまでをも考えていただきたいものです。土のままの庭であっても、美しい芝生を広げた庭であっても、手入れを怠ると春からみるみる雑草が広がって悲惨な景色となります。
雑草対策として砂利を敷く方もいますが、もちろん砂利の隙間からも雑草は生え、かつ砂利の隙間から生える雑草は手入れが大変です。工事代節約のため車を停める場所だけコンクリートで固める例もありますが、この場合、まるで駐車している車を囲むように、コンクリートで固めていない四方には雑草が生い茂ります。
庭を設ける以上、雑草の手入れを怠ってはいけません。雑草の手入れをしたくなければ、費用は掛かっても可能な限り広範囲をコンクリートで固めましょう。
庭やウッドデッキを設ける理由は、庭やウッドデッキで行いたい何らかの目的があるからです。たとえばガーデニングやDIY、洗車、バーベキュー、子供の遊び場などでしょうか。
これら庭やウッドデッキでの目的を効率的に行うためには、屋外の適切な場所に適切な数だけ水栓やコンセントを設置することが理想です。
もちろん、住宅が完成した後に追加工事で水栓・コンセントを付けることも不可能ではありませんが、水道管や配線の位置などによっては工事が大がかりになる可能性もあります。庭やウッドデッキを設ける場合には、あらかじめ屋外の水栓・コンセントを設計図の中へ反映させておくことがポイントです。
おしゃれな庭にするために植栽を行ったものの、仕事や子育てなどで忙しく、植栽の手入れが追いつかないこともあります。結果、周辺が雑草だらけとなったり、木が大きくなって屋内の採光を悪くしたり、枯れ葉が落ちて庭や公道を汚したりということになります。
植栽を考える際には、普段のライフスタイルの中できちんと手入れできるかどうかをイメージしてみることが大事です。手入れする余裕はなくても庭に緑が欲しい方は、手入れの少ないシンボルツリーなどを検討してみましょう。
見た目がおしゃれで実用面でも優れているウッドデッキですが、意外にも失敗例を多く耳にします。
最も多い失敗例が使い勝手の悪さです。見た目は良いものの面積が狭すぎるため、何ら実用面で活用できないという声をよく聞きます。
ウッドデッキを有効活用できなければ、そのメンテナンスにも関心が薄れていくため、やがてシロアリ被害や腐食などが生じかねません。ウッドデッキを設置する際には、実際にその広さで十分に活用できるかどうかをイメージしてみるようにしましょう。
庭やウッドデッキは、その世帯の余裕や豊かさを感じさせる有効なスペース・設備ですが、企画段階で雑草対策や水栓・コンセントの設置などを検討しなければ、後悔する結果になりかねません。また、見た目が良いという理由だけでウッドデッキを設置した結果、狭すぎて無駄な設備になることもあります。
これらの失敗は、あらかじめ素人が想定することは難しいものです。事前に工務店のプロに相談するなどし、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。